15日付の韓国紙、東亜日報は、アメリカの自由アジア放送が前日に報道した内容を引用し、北朝鮮で現在、英語ブームが起こっていることを伝えています。
北朝鮮では、米朝関係が悪化の一途をたどったとされるブッシュ前政権時代に、すでに英語ブームに火がついていました。北朝鮮教育省が英国政府傘下のブリティッシュ・カウンシルを通じ、2002年から十数人の英語講師を招請、2007年には、講師の追加招請も行われていました。さらに、英米の民間団体に英語講師の派遣を熱心に要請するなどの経緯もあります。最近は、英語教育を行う塾も登場しているとのことです。
脱北者の証言によると、北朝鮮で英語を勉強しているのはエリートの子弟で、塾の受講料は高額、半日レッスンを受けると労働者の月給の5倍ほどの受講料がかかるといいます。
東亜日報は、「北朝鮮のエリートらは子供たちの世代には必ず北朝鮮が対外的に開放され、そのときは外国語の知識が何よりも重要になると判断しているとみられる」と指摘しています。「当分使うことはなくても、近い将来には必ず、独占的に持つ外国語の知識が権力と金を生むとエリートたちが信じていることが英語熱につながっている」と書いています。




