語学スクール市場でトップシェアを誇っていた英会話学校NOVA破綻が市場に与えた影響を把握するために、大手事業者や業界団体に08年1~2月にヒアリング調査(対象は語学スクール業界大手7事業者、業界団体2団体)を行った矢野経済研究所は、英会話学校NOVA破綻の影響は、「前年対比8.5%減の3,166億円となる見込み 」と3月4日に発表しました。
英会話学校NOVAの破綻とそれに関連した一連の報道等により語学スクール全体のイメージが低下、不信感を抱く消費者が増加し、他の多くのスクールも新規生徒数の減少等の打撃を受けたと見られます。
NOVA破綻後に元NOVA生が流れた影響で新規生徒数が増加した英会話学校もありますが、元NOVA生の人数に対して、再開したNOVA(ジー・エデュケーション運営)や、他の英会話スクールに移った生徒はそれほど多くないようです。
しかしながら、小学校での英語の必修化などの影響もあるためか幼児・子供向け英会話教室の需要は増加傾向にあり、ビジネスニーズやそれにともなう法人需要の高まりなどのほか、現時点では未知数とされるもののシニア世代の需要の増加なども今後期待されていて、語学スクール市場は比較的安定していくのではないかと見られています。




