小中学校の英語、理科、算数・数学、の授業を16~33%増やすことなどを盛りこんだ学習指導要領の改訂案を、中央教育審議会の教育課程部会がまとめました。改訂の手続きが順調に進めば、4年後の2011年4月から実施されます。
「審議のまとめ」とした改訂案では、小学校の5、6年生に週1時間の英語活動をもうけられるほか、授業の増える割合が最も高いのは算数と理科で、それぞれ16%。体育(11%)、国語(6%)、社会(6%)も増えます。また、中学では英語と理科が33%増えるほか、数学(22%)、社会(19%)、保健体育(17%)も増える予定です。
学習指導要領はほぼ10年ごとに改訂されており、1998年改訂、2002年完全実施の今の指導要領は「ゆとり」と「生きる力」の育成をテーマに主な教科の授業時間を減らし、「総合的な学習の時間(総合学習)」を新たにもうけました。今回の改訂で、小学校の算数と中学の数学は前回改訂前の授業時間と同じに、中学の理科はそれ以上になります。
学校週五日制は続けるため、総授業時間は、小学校5.2%増、中学校3.6%増にとどまります。総合学習を減らし、中学の選択教科を原則なくすことで、増やした教科の時間を確保します。




