世界の代表的な英語サイトを分析したところ、先週1週間(8月26日-9月1日)の国際ニュースの出現頻度に安倍政権の内閣改造についてが6位にランクされました。イランの核問題やイラク情勢、ギリシャの山火事など大きなニュースを順位で上回り、主要メディアが極めて注視していたことが分かります。
この調査分析は共同通信が慶応大と共同開発したニュースランキングシステムで行っており、世界各地の信頼できる50の英語ニュースサイトに掲載されているすべての記事を、自動取り込み、言語解析してランキング化した。
英語サイトのニュースに登場する人物の出現頻度は安倍晋三首相と町村信孝外相、高村正彦防衛相の3人が11回でトップ、続いて額賀福志郎財務相、与謝野馨官房長官が9回と主要閣僚が注目され、その次は8回の小泉純一郎前首相となりました。
内閣改造をめぐる安倍首相への世界の目は厳しい。米紙ニューヨーク・タイムズは「極めて弱体化した安倍首相のリーダーシップを復活させるため」と改造の理由を解説しており、重鎮ぞろいの顔触れに「前の“お友達内閣”とは、はっきりと差をつけた組閣」と皮肉っています。
また参院選惨敗後に辞任しない安倍首相が、流行語「KY」の典型になったと紹介。「空気が読めない」「どうしようもなく無知」の意味だと説明しています。
新閣僚のうち出現頻度が最も高かったのは、町村外相と高村防衛相でした。AP通信では、2人が安倍首相の右寄りの政策に合わせるだろうと予測しており、特にロシア通信は、対北朝鮮強硬派の高村氏の防衛相就任に注目し「最も大きな意味を持つだろう」と指摘しています。




