英会話学校最大手のNOVAは10日、この日予定していた2007年4~6月期決算の発表を24日に延期すると発表しました。同スクールは、経済産業省から6月中旬、誇大広告などを理由に一部業務停止命令を受け、業績が悪化していました。イメージの回復を試みているものの、受講生の解約が相次ぎ、経営面も含めて立て直しは難しいという状況の中、決算発表を当日になって突然の延期とするのは極めて異例のことで、注目を集めています。
同社は延期の理由として「経済産業省からの処分などを踏まえ、売上返戻引当金として設定するべき金額の検討に時間を要しているため」と説明しています。売上返戻引当金とは解約者への返金の見込み額のことで、それが現時点で算定できないところにNOVAの経済難が伺えます。
さらに通常、毎月27日前後である給与の支払いが、7月分は8月1日にまでずれ込んでいることが分かり、NOVA側は「システム変更の影響」と説明しているものの、資金繰りの不安が表面化したと受け取れるという見方もあるようです。




