2000年に政権を掴んで以来、英語での演説を3回しか行っていないほど、英語はもちろんフランス語も不得意で知られているのがロシア大統領のプーチンです。
しかし、4日の国際オリンピック委員会(IOC)委員向けの演説では、英語で5分3秒の演説をスムーズに行いました。演説では、これまでソチの弱点とされてきたインフラ整備や交通問題の解決などを取り上げ、「わたし自身が約束する」「わたしたちが保証する」と力を込めて語りました。また演説の最後では、フランス語で「ロシア人のオリンピックへの思いは IOC委員の賢明な決定を待ち望んでいる」と述べました。
5日、ソチ・オリンピック誘致委員会のジューコフ委員長は、「フランス語での演説はわれわれ代表団も知らなかった。プーチン大統領が代表団のために非常に大きなプレゼントをくれたようなものだ」とロシアのマスコミとのインタビューで述べています。一部ではプーチン大統領が英語での演説文を正確に暗記して演説に臨んだともいわれています。
グアテマラ現地では、ソチ誘致委員会での最後のプレゼンテーションで予想されたような派手なパフォーマンスはなかったとされていますが、実際は驚きのパフォーマンスの主人公はまさにプーチンだったというのが、ロシアのスポーツ関係者やマスコミの見方であり、ロシアでは、2014年冬季オリンピックのソチ誘致に最も貢献した人物をプーチン大統領であると評されています。




