「英語を習得したいなら、スペイン語のテレビを消すべきだ」と言ったのは、カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事。13日サンノゼで開かれたスペイン語メディアの団体による全国大会でこの発言を行ったことから、その是非が論議を醸しています。同知事は、英語の習得について聞かれた際、「スペイン語のテレビを消すべきだ。あなた方は英語を学ばなければならない」とコメントし、さらに、「こうした発言が問題を招きかねないことは承知している。しかし、私がこの国にやってきたとき、(母語である)ドイツ語をしゃべる機会はほとんどなかった」と、自らの体験であるオーストリアから移住して来た際の辛い時代を振りかえりながら、英語習得の重要性を力説しました。
これに対し、会場にいた全米中南米系メディア同盟のノガレス会長は、「非常識な発言、シュワルツェネッガー知事は、移民として苦労した自らの過去を忘れてしまっている」と反発し、非難しました。一方、他のジャーナリスト団体からは「われわれの大多数は、知事に賛成するだろう」との声も上がりました。
自らも英語に強い訛りを残す知事は、これまでも英語教育の強化をたびたび提唱してきたことで知られています。




