2010年07月23日
私立幼稚園や英会話教室では幼児英語教育が盛んに行われていますが、福岡県吉富町では今年度から町内の全幼児を対象に英会話を教え始めています。このように自治体が直接乗り出すケースは珍しく、人口約7000人の小さな町の挑戦が注目されています。
同町立小学校では2008年度から5、6年生に英語を教えていましたが、その対象を4年生以下全員に拡大し、中学校卒業時に日常英会話ができることを目標にしています。
1回のレッスンは30~45分間、幼稚園や許可保育所では週に3回、歌やゲームを取り入れながら指導します。通園していない幼児も、町子育て支援センターで月2回指導を受けられます。0歳児の場合も英語の掛け声に合わせてボールで遊んだりできます。いずれもレッスン料は無料です。
英会話を苦手とする今冨寿一郎町長は「グローバル時代に英語は最低限必要。幼い頃から耳で覚える環境を作れば、習得の苦労も少なくて済む」と力説しています。
こうした町の動きに対して歓迎する親は多い一方で、英語教育の低年齢化に批判的な専門家もいるのが現状。鳥飼玖美子・立教大学教授(英語教育学)によると、「幼児期に英語を覚えても、成長してから言葉の意味や状況に応じた使い方を学び直さないと正しく話せない」と指摘する声もあるようです。
2010年07月01日
英語学習サイト「Sqript!」を運営しているコトバンクは6月18日、Twitterでのツイートを翻訳して自動投稿するサービス「SekaiNow(セカイナウ)」の提供を開始しています。
SekaiNowではユーザーとコトバンクが日本語用、英語用の2つのTwitterアカウントを共有し、ユーザーが日本語用のアカウントでツイートすると、コトバンクが抱える翻訳家がその内容を翻訳し、英語用のアカウントであらためてツイートしてくれるというもの。翻訳作業は、機械翻訳ではなく、すべて翻訳者たちの手によって人力で行われます。
日本語のツイートから翻訳・投稿までの時間は、土日祝日を除き、原則24時間以内(1日1回)となっています。価格は、翻訳の頻度が週1回、1週間20ツイートまでの「Weekly Plan」で月額9800円。翻訳頻度が毎日1回、1日10ツイートまでの「Daily Plan」で月額2万9800円。
同社代表取締役の小泉純氏によるとユーザーとして想定するのは、企業の経営者やサービス担当者など。「英語で情報を発信したいが、逐一翻訳して投稿するのが面倒だという層をターゲットにする」と話しています。
今後は、英語アカウントに対して届いたダイレクトメッセージやその返信なども翻訳するサービスを新たに予定しているとのことです。
2010年06月14日
日経BP社が運営しているビジネスパーソンのパソコン情報活用サイト『PC Online』では、同サイト読者がパソコンを利用して英語学習にどう取り組んでいるのかというアンケートを実施しました。その結果、4割強の人が英語学習にパソコンを活用していることが分かりました。
アンケートの実施期間は2010年3月19日~28日、回収件数は396件。回答者の約9割が男性で、年齢は30~50歳代の割合が多かったようです。
「学習の目標」についての質問では、「日本人(日本語話者)以外の人たちとコミュニケーションを取る」が34.6%、「仕事に必要な書類、Webサイトや資料を読みこなす」が29.3%と、全体の64%の人が英語を話す、読むことを目標に学習していることが分かりました。英語を書くことに対する意識は低いようでした。
「学習の方法」に関する質問では、パソコンが44.2%、iPodなどの携帯プレーヤーが37.4%となっており、ラジオや専門雑誌、書籍などはそれを下回りました。そして、気になる「月々の出費」では、「使っていない(無料コンテンツで済ます)」という人が57.6%にも上るという結果が出ました。
今やビジネスパーソンにとって必須ともいえる英語。インターネット上には英語学習に役立つ膨大な数のコンテンツがあり、学習効率を上げることができるパソコンは心強い見方であることは確かなようです。
2010年05月24日
インターネット総合サービスを提供している楽天株式会社は13日、社内の公用語を英語にすることを明らかにしました。
今年に入ってすでに英語で行われていた取締役会や全社会議のほか、一般業務の会議においても英語に統一していくとのことです。
楽天の三木谷社長は「サービス会社で世界で成功した会社があまりないのは、英語が話せないことが問題ではないか。コミュニケーションを英語にすることで本社を国際化する」と説明しました。
同社では外国人社員の数も増加しており、来年度新卒採用の6分の1にあたる100名は外国人を予定しています。
会社を国際化させていくため、経営者から社員すべての人材が英語を話せるようにしなければならないという姿勢です。
2010年05月07日
4月28日の毎日新聞の取材によると、経営破綻した英会話学校大手「ジオス」の事業を引き継いだ「ジー・コミュニケーション」の杉本英雄社長は、07年に引き継いだ英会話学校「NOVA」と「ジオス」の両ブランドを維持する考えを明らかにしたとのことです。
閉校したジオス教室の生徒を残す教室に転校させるなどの対応については「ご迷惑をかけているが、大きな混乱もなく(生徒には)理解を得ている」と強調しました。
杉本社長は「NOVAは外国人講師と長時間会話できる利点があり、ジオスは初心者には日本人講師が教えるという特徴がある」と指摘。
「NOVA」と「ジオス」の両ブランドを維持することで英会話を学びたいという顧客の選択肢が広がる利点を強調しています。ただ、管理部門などは今後統合し、コスト削減を進める方針です。教室の再編については「ジオスはかなりリストラが進んでいた」とし、引き継いだ230校を当面維持する考えを示したとのことです。
2010年04月01日
TOEIC運営委員会が2010年1月に「上場企業における英語スピーキング・ライティング力に関する調査」を実施しました。調査対象は、国内の上場企業全社(3,747社)で、有効回答数は406社、うち英語使用企業は300社でした。
その結果、全体の約7割の企業が業務で英語を使用し、社内での英語の重要性が高まったと回答しています。
「英語使用部署・部門がある」と回答したのは、全体の5割弱、「特定の部署はないが使用することがある」の回答が3割弱、「英語は一切使用しない」の回答が2割程度。
業種別では、化学、機械、電機、運輸、精密機器などの製造業が6~8割。一方、鉄鋼、小売、サービス、不動産では2割程度と低い状況でした。
この調査では、英会話でのコミュニケーション力の重要性が高まるとともに、リーディング・スピーキング・ライティング・リスニングなど、バランスよく学習していく必要があることが分かりました。
2010年03月05日
男子ゴルフの賞金王、石川遼初の冠番組「石川遼スペシャルRESPECT」(テレビ東京系、日曜後11時30分)」が4月4日から始まることになり、第1回目は、北野武(ビートたけし)と所ジョージの豪華ゲストを迎え収録が行われました。
映画監督としても高い評価を得る「世界のキタノ」こと北野監督は、石川に対し、「専属コックを雇え」「英語は必須」など、自らの経験を踏まえて世界で飛躍するためのアドバイスを送りました。
世界を舞台に活躍する北野監督自身が頭を悩ませているのは食事面。体が資本のスポーツ選手ならなおさらのこと食事は大事だと、米ツアーに専属コックを雇うよう勧めました。
さらに英語が分からないと相当損をすることになる、ゴルフに関してもギャラリーの英会話から風向きなどのプレーのヒントにつながる単語が聞こえてくる可能性もあるなどと、英語の重要性を真剣な表情で力説したとのことです。
石川は番組を通じて、各界の「一流」から勉強する考えを持っており、1回目からいい経験ができたと笑顔を見せました。
2010年01月14日
文部科学省によると、昨年実施された2010年度の公立小学校教員採用試験で、英作文やリスニング、英会話などの英語に関する出題をした教育委員会が全体の4割に上ることが判明しました。
このうち半数以上は前年度以降の導入となり、2011年度からの小学校英語必修化に備える動きが活発になっています。
しかし一方では、受験者数の多さから科目を増やすことが難しく、筆記、実技とも課していない自治体も多いことがわかっています。
本来小学教員採用試験の内容は教委によって異なるものですが、通常は筆記に加え、音楽や体育に関連した実技、面接などを課すのが一般的です。
08年12月に文科省から各自治体に小学校教員の採用試験で英語に関する出題をできるだけ課すよう通知されていますが、今後しばらくの間は、試験に英語を導入するかどうか自治体ごとにバラつきが生じていきそうです。
2009年12月16日
1月15日に全国で公開される米映画「かいじゅうたちのいるところ」のジャパンプレミアが15日東京都内で行われ、初来日したスパイク・ジョーンズ監督、主人公のマックスを演じる子役のマックス・レコーズ君、日本語吹き替え版でマックス役を担当した子役の加藤清史郎君、怪獣のリーダー、ジェイムズ・ガンドルフィニー役の俳優の高橋克実さんら豪華メンバーがレッドカーペットに登場しました。
現在、幅広い年齢層の人から人気を集めている加藤清史郎君は、今回が初のレッドカーペット。マックス君に「ウエルカムトゥージャパン!」と元気よく英語であいさつし、マックス君が大喜びすると、「サンキューベリーマッチ」とすかさず英語で答えました。
その後の会見で外国の俳優に会った感想を聞かれた清史郎君は、「あんなに難しい英語をしゃべるんだなと思った。僕から聞くとぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃみたいに言ってるように聞こえるけどやっぱり違うんですね」と真顔で話し、会場を笑わせたとのことです。
「かいじゅうたちのいるところ」は、63年に出版、世界で2000万部以上、日本で100万部以上を売り上げているモーリス・センダックさんの絵本が原作となっています。
2009年11月13日
オバマ米大統領の初来日を前に、広島で被爆した横浜市のボランティア団体「未来に残そう青い海」のリーダー斎藤孝さんの体験記に基づいた英語の歌「Green Tomatoes(青いトマト)」が完成しました。
昨年の大統領選でオバマ氏を歌で支援した米国人アーティストが作曲などを手掛け、CD化などを通じて平和へのメッセージが世界に広がることを願っています。
「8月6日が何の日かさえ知らない若い人が増えた。二度とあってはならないと、伝えていかなければ」。そんな思いを抱く斎藤さんは10月、所属団体のメンバーを通じ、オバマ氏の選挙応援歌を作ったジェット・エドワーズさんと知り合い、今回の英語曲の制作が決定しました。
ジェットさんは「斎藤さんの体験記を読んで、頭にびびっときた。平和のために力強いメッセージを込めた」と強調、約4分間の完成した歌を聞いた斉藤さんは、「感動した。歌の力はすごい。世界中で流れてほしい」と期待しています。
英語の歌「Green Tomatoes(青いトマト)」は今月中にも、音楽インターネット配信やCD化が実現する予定で、収益の一部は被爆者団体に寄付したいとのことです。